阪神 育成1位の九産大・岩田「ケガしている中での評価、うれしい」 昨夏左肘のトミージョン手術

[ 2020年10月26日 19:55 ]

<福岡六大学優勝決定戦 九共大・九産大>7回途中から無安打救援の九産大・岩田(右)は優勝を決めてバンザイ!(捕手は揚村)
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 阪神から育成1位指名を受けた九産大の岩田将貴投手(22)が、福岡市東区の同大キャンパスで会見し「ケガをしている中で評価していただいて大変うれしいです」と喜びを語った。阪神の印象については「高校生が目指す甲子園という球場に足を踏み入れる。ファンの声援が熱いという印象があります。ベテランと若手が一体になっているチームだと思います」と話した。

 福岡大大濠出身で現阪神の浜地とは、九産大九州高校時代に2年夏の福岡県大会で投げ合って敗れたという。「浜地くんは同級生なので、いろいろ話したい」と再会を心待ちにした。

 左のサイドスロー。昨夏、左肘のトミージョン手術を受け、今秋リーグ戦で復活した。プロで目標とする選手には同じ左腕の日本ハムの宮西、元ソフトバンクの森福の名前を挙げ「7回、8回を任せられる投手に。左打者は全員アウトにしたい。そこがセールスポイントだと思います」とアピールした。

 最速は139キロながら真っ直ぐと「7種類ある」というスライダーのコンビネーションは抜群。今秋の福岡六大学野球で九産大の3季連続Vに貢献した。「まずはケガを完璧に治して、支配下へ」。プロでも左キラーとして期待される。

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2020年10月26日のニュース