ロッテ連敗6でストップ 鳥谷で再点火!お待たせ350二塁打 27日から首位・ソフトBと3連戦

[ 2020年10月26日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ10-1オリックス ( 2020年10月25日    京セラD )

<オ・ロ>8回、代打で右中間に適時二塁打を放ち、通算350二塁打を達成した鳥谷(撮影・成瀬 徹) 
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 こんなに時間がかかるとは…。史上46人目となる通算350二塁打を達成したロッテ・鳥谷は「照れくさいわけではないけど」と言いながらも、遠慮がちに記念ボードを掲げた。

 「ただ、あと1本になってから、このボードを遠征に持ってきてくれていたみたいなので。やっとできたなと思った」

 阪神で348二塁打。新天地では7月25日の西武戦で左中間二塁打を放った。ここから仙台、大阪、福岡、札幌――、ボードは日本列島を縦断し、球団広報も鳥谷が打席に入るたびにパネルをベンチ裏に準備した。

 8―0の8回1死二、三塁で代打で登場し、鈴木の145キロ直球を完璧に捉えた。打球は右中間を破った。「三塁打かなと思ったけど、二塁打があと1本とよぎったので、ちゅうちょした」。チームの連敗を6で止めたダメ押しの一撃を、冗談を交えて振り返った。

 計13人が感染した新型コロナウイルスに鳥谷も感染した。6日から10日間離脱。「チームの状態は気になったけど、自分ではどうしようもない。余計なことを考えず、何ができるかを考えた」と隔離期間もバットを振り、体幹などを鍛えてコンディションを整えた。

 「個人的な記録にこだわりはないが、ロッテに拾ってもらわなければ、この記録はなかった」。快挙の舞台が京セラドームだったことには「関西でできたのは縁があるのかな」と一瞬だけ感傷に浸った。連敗を6で止めたロッテは27日からは敵地で優勝マジック2のソフトバンクと3連戦を行う。1敗も許されないが、目の前での胴上げを阻止するためなら、どんな役割でもベテランはこなす覚悟だ。(横市 勇)

 ▽鳥谷(ロッテ)通算350二塁打 25日のオリックス23回戦(京セラドーム)の8回に鈴木から放って達成。プロ野球46人目。初二塁打は阪神時代の04年4月14日の広島戦。

 ▼ロッテの新型コロナウイルス集団感染 10月4日に岩下とスタッフ1人の陽性を発表。同6日には荻野、角中、藤岡、鳥谷ら主力7選手の陽性も発表され、濃厚接触者4人を含め、11人が出場選手登録を抹消された。同7日には岡が岩下の濃厚接触者に認定。松本球団本部長は当初、9月29日~10月1日の札幌遠征について「誰も外食に出ていない」と説明していたが、同15日に「(遠征中の会食は部外者を含まない)4人以内という(球団独自の)ルールを破った選手はいない」と発言を訂正した。

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