広島、磐田東・二俣翔一捕手を育成1位指名 高校通算21発の打てる捕手 投げても最速146キロ

[ 2020年10月26日 19:31 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

磐田東・二俣翔一捕手
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 プロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)は26日に東京都内で開催され、広島が育成1位で磐田東(静岡)の二俣翔一捕手(18)を指名。交渉権を獲得した。

 強肩強打の捕手として注目を集める二俣は高校通算21本塁打で二塁送球完了1秒79を誇る。2年夏前に遊撃から転向し、マウンドに立てば最速146キロを計測するように抜群の野球センスを持つ。4月上旬の練習試合では2打席連続本塁打を含む6打数6安打10打点でサイクル安打も達成した。

 「1番捕手」で出場し4回戦で敗れた今夏の静岡大会後も磐田市内の野球部寮に残り、後輩たちと寝食をともにしながら野球漬けの日々を送っている。根っからの努力家で「高校野球は終わりましたけど、次のステージで頑張らないと。今できることは練習しかない。プロに入ってからが勝負なんで」と覚悟はできている。理想は西武・森のような「打てる捕手」。甲子園出場はないが、高校生捕手として上位にランクされていた実力に期待が高まる。

 ◆二俣 翔一(ふたまた・しょういち)2002年(平14)10月21日生まれ、静岡県御前崎市出身の18歳。小1から野球を始め、浜岡中時代は小笠浜岡リトルシニアでプレー。磐田東では1年時から遊撃手でレギュラー。2年夏に捕手に転向。今夏の代替大会は4回戦で敗退。1メートル78、75キロ。右投げ右打ち。

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