巨人サプライズドラフト!「坂本勇人」同姓同名選手、日本人歴代最長身2メートル選手を2人指名

[ 2020年10月26日 21:02 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

巨人の坂本勇人(右)と、唐津商の坂本勇人
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 プロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)は26日に東京都内で開催された。巨人は近大・佐藤輝明内野手(21)の1位指名くじで外れて10連敗となったが、「坂本勇人(さかもと・はやと)」同姓同名選手、身長2メートル選手を2人指名と最後まで注目を集めた。

 育成6位で唐津商の坂本勇人捕手(18)を指名した瞬間、阿部2軍監督から笑顔がこぼれた。巨人にはすでに、誰もが知る坂本勇人内野手(31)がおり、入団となれば同一球団に同姓同名の選手が所属することになる。坂本勇人捕手が誕生した時に坂本内野手はまだ13歳のため、もちろんその名をもらったわけではなく、曾祖父の「勇」から1文字をもらっての命名とのことだ。

 また、身長2メートルの超大型右腕、二松学舎大付・秋広優人投手(18)を内野手で5位指名した。秋広は小6の時点で1メートル80あった。「デカいだけ」と言われることが嫌いで、フィールディングやけん制も素早く、内野手としての素質を兼ね備えている。二松学舎大付では主に「4番・投手」として出場し、投手歴が約1年ながら最速で144キロ、高校通算24本塁打を誇る。

 さらに、育成では身長2メートル左腕の札幌大谷高・阿部剣友投手を8位指名。最速142キロながら、2メートルの長身から他に類を見ない角度で、ボールを投げ込む。

 プロ野球界で2メートルに届いた日本人選手は、かつて巨人に在籍した馬場正平投手(のちのプロレスラー・ジャイアント馬場)だけ。秋広と阿部がプロ入りすれば、馬場に並ぶ日本人選手最長身となる。

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