DeNA、履正社・小深田大地を4位指名 高校通算34発 高校球界屈指の左のスラッガー

[ 2020年10月26日 18:36 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

履正社の小深田大地内野手
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 プロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)は26日に東京都内で開催され、DeNAが4位で履正社(大阪)の小深田大地(17)を指名。交渉権を獲得した。

 小深田は高校通算34本塁打を誇る高校球界屈指の左の強打者。昨夏の甲子園大会初優勝にも大きく貢献するなど強豪校で1年夏から三塁定位置を確保した実力は相当なものだ。

 阪神・渡辺亮スカウトは「飛ばす能力もあるが、狙った球を一発で仕留められる」と高確率の打撃を評価。ヤクルト・山田哲、オリックス・T―岡田、ロッテ・安田らを育てた岡田龍生監督も「(打席で)間が取れだして、ボールと自分との距離が取れてきた」と成長を認める。

 今夏の大阪大会では中堅左に本塁打を放ち逆方向にも強い打球を飛ばせるようになった。大阪桐蔭戦でも4安打するなどレベルの高い相手でも本来の実力を発揮できる精神面の強さも兼備する。三塁守備も堅実で遠投110メートルの強肩を生かしスローイングも安定。底知れない潜在能力をプロの舞台で発揮する。

 ◆小深田 大地(こぶかた・だいち)2003年(平15)3月25日生まれ、兵庫県姫路市出身の17歳。小1から野球を始め投手。飾磨中部中時代は姫路アイアンズで三塁手としてプレー。履正社では1年夏から三塁レギュラーで2年春夏、3年夏の交流試合で甲子園出場。1メートル78、89キロ。右投げ左打ち。

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