元メジャー右腕、田沢純一投手は指名漏れ 34歳の年齢もハードルに

[ 2020年10月26日 20:12 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

ドラフト会議をBC埼玉・田沢不在で見守った角晃多監督(右から2人目)ら(撮影・西尾 大助)
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 プロ野球のドラフト会議は26日に東京都内で開催されたが、BC埼玉の田沢純一投手(34)は指名されなかった。会見場には角晃多監督らが出席し会議を見守り、田沢も別室で待機していたが、最後まで名前は呼ばれなかった。

 プロ野球が9月7日にドラフト指名を拒否し海外球団入りした選手のNPB入団を制限する、通称「田沢ルール」の撤廃を決めたことで、今年7月にBC埼玉入りし、本来なら21年のドラフトを待つ必要があった田沢も指名対象選手となった。

 メジャー通算388試合登板の実績を持ち、現在も球速は150キロを超える。撤廃決定後の初マウンドとなった同9日の神奈川戦では6回に登板し1回2安打無失点。1死三塁から空振り三振、三ゴロでしのいだ。DeNAなど4球団スカウトが視察し最速149キロを計測。「少しでも見てもらえればいい」とうなずいた。各球団ともに即戦力投手として評価していたが、来年6月に35歳となる年齢も指名に向けてハードルとなったもようだ。

 指名されれば市村則紀(1982年の中日3位)の30歳4カ月を大きく上回る34歳4カ月でのドラフト史上最高齢での指名となったが、かなわなかった。

 ◆田沢 純一(たざわ・じゅんいち)1986年(昭61)6月6日生まれ、神奈川県横浜市出身の34歳。横浜商大高から新日本石油ENEOSを経て08年にレッドソックスと契約。17年からはマーリンズ、エンゼルスなどでプレー。昨年8月にレッズとマイナー契約を結んだが今年3月に自由契約。7月からBC埼玉でプレー。メジャー通算388試合で21勝26敗4セーブ89ホールド、防御率4・12。1メートル80、90キロ。右投げ右打ち。

 ◆「田沢ルール」 08年のドラフト1位指名候補だった田沢がNPB球団に指名回避を要望し、メジャー挑戦を表明したことを受け、同年に12球団で承認された。ドラフト指名を拒否して海外のプロ球団と契約した選手は退団後、大卒・社会人は2年間、高卒は3年間、ドラフト指名を凍結するというもの。指名漏れした後に海外に移籍した選手は対象外。

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