日本ハム、苫小牧駒大・伊藤を単独1位指名 北海道で花開いた 23歳の侍守護神

[ 2020年10月26日 17:17 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

<ドラフト会議>日本ハムから1位指名された苫小牧駒大・伊藤投手(撮影・高橋茂夫)
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 プロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)は26日に東京都内で開催され、日本ハムが単独で苫小牧駒大の伊藤大海投手(23)を1位指名。交渉権を獲得した。

 伊藤は周りとは違う道を歩み、ここまできた。駒大苫小牧卒業後に駒大に進学し、リーグ戦でも登板機会があったが、1年時の10月に中退。翌年春に苫小牧駒大に入学して再出発を図った。北海道鹿部町出身で、大学のある苫小牧市は高校3年間を過ごした“第二の故郷”。連盟規定で公式戦に出場できなかった1年間を強化期間と位置づけ、肉体改造とフォーム修正に費やした。

 リーグ戦出場解禁となった2年春に6勝を挙げてチームを全日本大学野球選手権に導き、2、3年と2年連続で侍ジャパン大学代表入り。昨年は代表の守護神を務めた右腕は、8月に23歳になった。

 最速155キロの直球に加え、引き出しの多さも魅力だ。今秋リーグ戦では高速チェンジアップを解禁。リーグ優勝決定戦・東農大北海道戦ではナックルカーブも披露するなど変化球も進化させている。歩んできた道のりは平たんではなかったが、常にプロを見据えてきた。一足早くプロの世界に進んだ同級生に肩を並べる準備はできている。

 ◆伊藤大海(いとう・ひろみ)1997年(平9)8月31日生まれ、北海道鹿部町出身の23歳。鹿部小2年時に鹿部クラップーズで野球を始める。鹿部中では函館東シニアでプレー。駒大苫小牧では1年秋からベンチ入りし2年春に甲子園出場。1回戦の創成館戦で3安打完封勝利を収めた。駒大では1年春からリーグ戦に登板も同年秋に中退後、苫小牧駒大に再入学し2年春からリーグ戦出場。1メートル76、80キロ。右投げ左打ち。

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