オリックス、仙台大・宇田川優希投手を育成3位指名 速球とフォーク武器の大型右腕

[ 2020年10月26日 19:53 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

仙台大・宇田川優希投手
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 プロ野球のドラフト会議は26日に東京都内で開催され、オリックスが育成3位で仙台大の宇田川優希投手(21)を指名。交渉権を獲得した。

 宇田川は1メートル84、95キロの恵まれた体格から繰り出す角度ある152キロの速球と鋭く落ちるフォークが武器の大型右腕だ。甲子園出場はないが、埼玉・八潮南時代から本格派としてプロからも注目された存在。昨年11月末から12月にかけて愛媛・松山で実施された侍ジャパン大学代表候補合宿にも参加するなど着実に成長を遂げてきた。

 昨秋以来の公式戦となった9月19日のリーグ戦、東北大戦では10球団スカウトが視察する中、147キロ止まりで5回1失点も7奪三振。同26日の宮城教育大戦では初回に3点を失い敗戦投手となったが8回2安打で14三振を奪った。

 「もう後戻りできない。覚悟を決めてやるしかない」と決意を固めた右腕がプロの世界へ挑む。

 ◆宇田川 優希(うだがわ・ゆうき)1998年11月10日生まれ、埼玉県越谷市出身の21歳。1メートル84、95キロ、右投げ右打ち。

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