阪神、上田西・高寺望夢内野手を7位指名 「合同練習会」で5安打! 高校通算34発、左の好打者

[ 2020年10月26日 19:14 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

上田西・高寺望夢内野手
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 プロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)は26日に東京都内で開催され、阪神が7位で上田西(長野)の高寺望夢内野手(18)を指名。交渉権を獲得した。

 高校通算31本塁打を誇る左の好打者、高寺は9月上旬に東京ドームで開催された「プロ志望高校生合同練習会」で一躍、注目を浴びた。左腕の内角球を巧みにさばく右前打を皮切りに中前打、逆方向にパンチ力を示す左越え二塁打、50メートル走6秒0の俊足を生かした捕手前への内野安打など広角に5安打を打ち分けた。

 「長打力と(初対戦の投手への)対応力をアピールするつもりで臨んだ。力を出し切ることはできた」。

 昨秋に三塁から遊撃に移り遠投110メートルの強肩も生かした安定感あるスローイングで守りの評価も高い。「優勝して終わりたい。プロに行きたいので、走攻守の全部でアピールしたい」と挑んだ今夏の長野大会では準決勝敗退し自身も16打数6安打に終わった。木製バットへの対応力も示し、一気に株を上げた実力に注目が集まる。

 ◆高寺 望夢(たかてら・のぞむ)2002年(平14)10月17日生まれ、長野県上田市出身の18歳。1メートル78、75キロ。右投げ左打ち。

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