ソフトバンク、花咲徳栄・井上朋也内野手を1位指名 身体能力高く 日本を代表する打者になれる

[ 2020年10月26日 17:43 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

花咲徳栄・井上朋也内野手
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 プロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)は26日に東京都内で開催され、ソフトバンクが外れ1位で花咲徳栄(埼玉)の井上朋也内野手(17)を指名。交渉権を獲得した。これで花咲徳栄から6年連続指名となった。

 井上は通算50本塁打を誇る、高校球界屈指の右の強打者。1年夏から甲子園を経験し2年からは4番に座った。今夏の埼玉独自大会は7イニング制が採用されたこともあり50メートル走6秒1の俊足も買われ1番でも起用されるなど身体能力が高い。外野に加え三塁も守れることで高い評価を受けた。

 “3度目”の聖地となった夏の交流試合では選手宣誓を務め、同じドラフト候補右腕の大分商・川瀬と対戦。2四球も2打数無安打に終わり「こういう舞台で打てないと」と悔いた。甲子園通算4試合で15打数5安打も本塁打0が不本意だった。

 同校の2学年先輩で同じ右のスラッガー、日本ハム・野村に憧れ理想像は「足が速くて打率も残せ、広角にも打てる打者」。日本を代表する打者になれる可能性を秘めている。

 ◆井上 朋也(いのうえ・ともや)2003年(平15)1月28日生まれ、大阪府四條畷市出身の17歳。1メートル81、88キロ。右投げ右打ち。

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