【ドラフト】12球団1位と外れ1位全予想!各球団の補強ポイントも紹介

[ 2020年10月26日 16:00 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

早大・早川隆久投手(左)と近大・佐藤輝明内野手
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 プロ野球のドラフト会議は、26日午後5時から都内のホテルで開かれる。近大・佐藤輝明内野手(21)は巨人、ソフトバンク、オリックスが1位指名を公表。早大・早川隆久投手(22)はロッテとヤクルトが1位指名を公表した。現時点で公表していない球団を含め、会議直前まで戦略が練られるが、12球団の1位指名と外れ1位候補をスポニチ取材班が直前取材をもとに予想。各球団の補強ポイントをまとめた。

<セ・リーグ>
【巨  人】1位指名・佐藤輝明内野手(21=近大)※公表
      外れ1位・木沢尚文投手(22=慶大)

 ≪巨人 長打力のある外野手と先発投手が補強ポイント≫補強ポイントは長打力のある外野手と先発投手だ。外野手はチームの野手最年長38歳の亀井と31歳の丸。25歳の松原らが急成長を見せているが、戦力底上げは必須だ。佐藤は本職は三塁手ながら、外野手で2年春にベストナインに選出されたことを評価。外れた場合は、即戦力の先発投手を指名する。

【中  日】1位指名・高橋宏斗投手(18=中京大中京)※公表
      外れ1位・平内龍太投手(22=亜大)

 ≪中日 大野雄の動向不透明で投手力強化最優先≫エース大野雄がFA権を取得し今後の動向は不透明。最速154キロの高橋は大学、社会人に引けを取らない素材と評価している。18年に根尾、19年に石川昂と地元出身の高校生野手を1位指名した。高橋にも将来のチームの顔として期待。一本釣り濃厚も万が一、逃した場合は投手力強化が最優先。

【阪  神】1位指名・佐藤輝明内野手(21=近大)
      外れ1位・鈴木昭汰投手(22=法大)

 ≪阪神 将来の主軸候補は内野を守れる大砲≫必要な新戦力は将来の主軸候補。野手の補強ポイントは内野を守れる大砲になる。すでに一、三塁に加えて外野も守れる大山がいるが、大山以外に長打力のある内野手が不在。近大・佐藤は地元の兵庫県西宮市出身でもある。一方で即戦力左腕獲得も重要課題で、法大・鈴木らも有力候補。

【DeNA】1位指名・早川隆久投手(22=早大)
      外れ1位・木沢尚文投手(22=慶大)

 ≪DeNA 東と今永が手術…即戦力投手が狙い≫「左腕王国」と呼ばれながら今季は東と今永が手術に踏み切り、思い描いた先発ローテーションが組めなかった。来季開幕も不透明な状況となっており、大学No.1左腕の早大・早川獲得を目指す。逃した場合も、1年目からローテーション入りが期待できる即戦力投手が最優先で慶大・木沢を候補に。

【広  島】1位指名・栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)
      外れ1位・木沢尚文投手(22=慶大)

 ≪広島 投手陣の再建が課題≫リーグ5位の防御率4.30が示す通り、投手陣の再建が課題。大瀬良、野村が故障離脱した先発陣、抑えの不振から終盤に逆転を許した救援陣、いずれも人材不足。巻き返しには欠かせない即戦力投手として、社会人No.1右腕のトヨタ自動車・栗林獲得を目指す。競合の場合も、投手の補強が最優先。

【ヤクルト】1位指名・早川隆久投手(22=早大)※公表
      外れ1位・平内龍太投手(22=亜大)

 ≪ヤクルト 先発ローテ入りできる即戦力投手獲得必至≫今季のチーム防御率は現時点で12球団ワースト。先発陣は駒不足が顕著で、小川の10勝が最多。期待の外国人投手が外れたことも響いた。1年目から先発ローテーションに入れる能力を備える早川は弱点を補う。外れ1位も実力派の最速156キロ右腕を挙げ、来季浮上の鍵となる投手補強を狙う。

<パ・リーグ>
【ソフトB】1位指名・佐藤輝明内野手(21=近大)※公表
      外れ1位・牧 秀悟内野手(22=中大)

 ≪ソフトバンク 松田宣の後継者の補強が不可欠≫近年は清宮、安田、小園ら将来性のある内野手を抽選で外しており、37歳の松田宣の後継者の補強が不可欠。球団は近大・佐藤について「毎年出てくるタイプではない。日本人の大砲になる可能性がある」と評価。競合覚悟で指名する。抽選を外した際には中大・牧ら即戦力野手をリストアップしている。

【ロッテ】 1位指名・早川隆久投手(22=早大)※公表
      外れ1位・鈴木昭汰投手(22=法大)

 ≪ロッテ 先発ローテ入りできる即戦力が狙い≫先発ローテーションを任せられる即戦力が狙い。今季開幕からローテーションを守った左腕は2年目の小島だけ。小島の母校早大の後輩でもあり、地元・千葉出身で木更津総合時代は甲子園も経験した早大・早川指名をトップを切って公表。逃した場合も法大の左腕・鈴木を候補に左腕補強が最優先。

【西  武】1位指名・早川隆久投手(22=早大)
      外れ1位・鈴木昭汰投手(22=法大)

 ≪西武 先発左腕不足が大きな課題≫今季、日本人左腕が先発したのは浜屋の6試合、内海、榎田が4試合ずつの計14試合。菊池雄星(現マリナーズ)が抜けて以降、先発左腕不足は大きな課題だ。その課題克服には早大・早川がうってつけ。また、若手が多く成長過程の投手陣は、先発の柱がまだ確立しておらず、外れ1位も投手を獲りたい。

【楽  天】1位指名・入江大生投手(22=明大)
      外れ1位・鈴木昭汰投手(22=法大)

 ≪楽天 投手陣の整備が不可欠 左腕不足も課題≫投手陣の整備が不可欠。先発は岸、涌井が30代中盤で、則本昂に続く次世代のエース候補を獲得する必要がある。1メートル87でスケールの大きな明大・入江は、大学生ながら伸びしろがあり魅力。一方で、長年の課題となる左腕不足も解消したい。完成度の高い法大・鈴木は補強ポイントと完全に合致する。

【日本ハム】1位指名・伊藤大海投手(23=苫小牧駒大)※公表
      外れ1位・山下舜平大投手(18=福岡大大濠)

 ≪日本ハム 抑え候補の獲得が必要≫19年に25セーブ、防御率2.96と安定していた守護神・秋吉が、今季は12セーブ、防御率6.37と不振だった。秋吉に次ぐ抑え候補の石川直も、8月に右肘手術を受けて復帰は来季中盤以降。伊藤には先発に加え抑えとしての適性も評価し、指名を公表した。競合の場合は将来性を買って山下を狙う。

【オリックス】1位指名・佐藤輝明内野手(21=近大)※公表
       外れ1位・中森俊介投手(18=明石商)

 ≪オリックス 得点力不足解消へ強打者候補に≫得点力不足を解消したい。今季チーム得点はリーグ最少。特に三塁、中堅を固定できず内外野をこなせる強打者の佐藤は補強ポイントに合致する。9月上旬に一番乗りで本人と面談。兵庫出身も魅力で13日に12球団トップで指名を公表した。逃した場合は佐藤と同様、兵庫出身の明石商・中森が候補。

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