阪神2位指名のJR東日本・伊藤将司 「甲子園でまた野球が出来ることがうれしい」

[ 2020年10月26日 19:32 ]

阪神から2位指名され笑顔でポーズをとるJR東日本・伊藤将司投手(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 社会人野球・JR東日本の伊藤将司投手(24=国際武道大)が阪神からドラフト2位指名を受けた。

 都内のJR東日本東京支社で会見に臨んだ伊藤は、浜岡武明監督らとひな壇へ登場。「2位に指名していただき、本当にホッとしてます。自分もプロ野球選手になれた、と思っています。両親にも報告したら“おめでとう”と言ってもらいました」と笑顔で話した。大学卒業時にプロ志望届提出も指名漏れ。社会人野球の名門で投球術を磨いたことが、プロでも認められた。

 投手として目指すべき先輩は横浜高の先輩・柳裕也投手(26)、対戦したい選手にはチームメートながら大学日本代表合宿で面識のある大山悠輔内野手(25)を挙げた。

 阪神の印象は「活気と勢いのあるチーム」と明かすと「高校生の時にも投げた甲子園でまた野球が出来ることがうれしい」と発言。周囲から天然と言われる左腕は「大阪ではタコ焼が食べたい」と笑いも誘った。

 伊藤は今月5日、都市対抗野球(11月22日開幕、東京ドーム)出場権をかけた東京都第1代表決定戦・NTT東日本戦に先発。西武からドラフト2位指名された佐々木健投手(24=富士大)と緊迫した投手戦の末、1安打完封で、チームを11年連続23度目の本大会出場に導いた。「佐々木とは友達であるし、プロでは切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と話すと、アマ最後の大舞台については「プロである前にJR東日本の選手。日本一を目指して頑張りたい」とチーム9年ぶりの頂点へ意気込んだ。

続きを表示

2020年10月26日のニュース