日本ハム、上武大・古川裕大捕手を3位指名 強肩&強打の万能捕手

[ 2020年10月26日 18:38 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

上武大・古川裕大捕手
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 プロ野球のドラフト会議は26日に東京都内で開催され、日本ハムが3位で上武大の古川裕大捕手(22)を指名。交渉権を獲得した。

 アマ球界で「打てる捕手」として最上位評価されるのが古川だ。大学では打力を買われ1年春からベンチ入りし3年春から正捕手。昨春は5本、秋も3本放ちリーグ通算11本塁打を誇る。コロナ禍による活動自粛中も大学に残り、トレーニングを積んできた。「まだ納得いく一本は出ていない。滞空時間の長い本塁打を目指している」と理想を追求する。

 守っても二塁送球完了1秒8台の強肩でブロッキングにも定評がある。昨年は侍ジャパン大学代表入りし郡司裕也(慶大―中日)、佐藤都志也(東洋大―ロッテ)、海野隆司(東海大―ソフトバンク)といずれもプロ入りした捕手陣とプレーする中で多くを学んだ。

 9月10日の作新学院大戦では二盗を2度阻止し2本の適時打など健在ぶりを示した。遊撃に一塁、外野も守れる万能型だが、もちろん「捕手で勝負」する。

 ◆古川 裕大(ふるかわ・ゆうだい)1998年6月19日生まれ、福岡県八女市出身の22歳。久留米商から上武大に進学。1年春からベンチ入り。1メートル85、88キロ、右投げ左打ち。

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