ヤクルト2度くじ外すも 慶大・木沢を1位指名 最速155キロの即戦力右腕

[ 2020年10月26日 17:43 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

慶大の木沢
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 プロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)は26日に東京都内で開催され、ヤクルトが慶大の木沢尚文投手(22)を1位指名。交渉権を獲得したヤクルトは早大・早川を4球団競合で外し、法大・鈴木もロッテとの競合の末、外した。それでも、即戦力右腕を引き当てた。

 最速155キロ右腕の木沢は早大・早川、トヨタ自動車・栗林と並びスカウトから高く評価されてきた。コロナ禍の中、変則日程で開催された東京六大学・春季リーグ戦。8月12日の立大戦で先発し8回途中3失点も5者連続を含む16奪三振を記録。それでも、昨秋優勝から2位と順位を下げる結果になった。「どんなに状態が悪くてもチームの勝ちにつながる投球をしないといけない。そこが昨年までと立場が違うなと感じています」と、エースとして責任を感じ、ラストシーズンの秋季リーグ戦に臨んだ。

 今秋初戦9月26日の東大戦では雨でマウンドがぬかるみ、調子も万全でない中、5安打に3四死球を与えながらスプリットやカットボール主体に要所を締め6回無失点で零封勝ちに貢献。「満足のいかない内容でしたが、ゼロに抑えたことは収穫」と前向きに捉えた。

 尊敬する選手に挙げるのが、マリナーズの会長付特別補佐を務めるイチロー氏。「いち人間としての圧倒的なオーラだったりアスリートとしての姿勢だったり。常に自分の考え、信念に基づいて行動する生き方に非常に憧れています」と話す木沢。イチロー氏のようにぶれない心でプロの世界に飛び込む。

 ◆木沢 尚文(きざわ・なおふみ)1998年(平10)4月25日生まれ、千葉県船橋市出身の22歳。二宮小時代に田喜野井ファイターズで野球を始める。6年時にロッテジュニア入りし藤平(現楽天)らと12球団トーナメント優勝。二宮中では八千代中央シニアでプレーし3年春に全国優勝。慶応では1年春からベンチ入りも甲子園出場なし。慶大では2年春からリーグ戦に出場。1メートル83、85キロ。右投げ右打ち。

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