成瀬國晴選 タイガース川柳大賞

◆成瀬 國晴(なるせ・くにはる)
1936年大阪市生まれ。イラストレーターとして、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、商業デザインなど幅広い分野で活躍。レポーター、番組司会者、コメンテーターとしての顔も持つ。 日本漫画家協会会員。大阪府知事文化功労者表彰。第24回上方お笑い大賞審査員特別賞受賞。2007年大阪市市民表彰(文化功労者部門)、関西ディレクター大賞・特別賞受賞。
成瀬國晴HP【naasanillust.mond.jp

タイガース川柳(7月第1週 週間賞)

[ 2024年7月9日 07:00 ]

<週間賞>
少年に 希望届けた サヨナラ打
(三重県桑名市 中島 康博)


<佳作>
サヨナラの 陰で野口が 初打点
(兵庫県加古川市 松浦 伸)


やはりテル 514と 515
(長崎県長崎市 吉岡 浩幸)


サンデーに 未練はないと 勝ち頭
(三重県亀山市 虎ラッキーちゃん)


鯉パクリ うなぎ登りや 島田の日
(広島県廿日市市 木本 眞教)


【講評】
 選考委員長・成瀬國晴(イラストレーター)


 先週は4勝2敗、AクラスとBクラスを行き来する中でも見どころは多かった。


 とりわけ「七夕」の7日、「夏のこどもまつり」企画で今秋に手術を控えるファンクラブKIDS会員の少年の願いは「タイガースの選手に励ましてもらいたい」というものだった。


 原口選手が会って自らの経験を話し、励まし、頑張る約束をした。


 そのあとの試合では1点劣勢の9回2死満塁で代打に出て奇跡の失策を誘う逆転サヨナラ打を放ち、ヒーローになった。


 中島康博さんの句はこれを詠んで週間賞。


 このDeNA戦でプロ初安打、プロ初打点で男を上げた野口選手を、松浦伸さんは「陰で」と2年目での大仕事をたたえた。


 3日の広島戦で佐藤輝選手は2回に123打席ぶりに4号弾を放ち、6回にも5号弾を打って岡田監督に球団監督勝利最多に並ぶ514勝を、6日のDeNA戦でも6回決勝打で歴代単独最多の515勝を贈った。


 吉岡浩幸さんの句は長い解説がいるな(笑い)。


 虎ラッキーちゃんさんの句は、8勝でセの投手の1位にいる才木投手の登板が日曜日から火曜日に移った2日の7回零封を詠んだもの。デーゲームでもナイトゲームでも「才木は才木」だね。


 木本眞教さんは、この2日の広島戦の延長10回、代打島田選手の右前打が悪送球を誘って1点が入ったシーンを詠んだもの。島田選手の愛称は「うなぎ」だったね。


 ▼応募方法 〒530―8278 スポーツニッポン新聞社報道部「タイガース川柳」係。メールはyakyuu-o@sponichi.co.jp、ファクスの場合は(電)06(6346)8574まで。〒住所、氏名、年齢を明記のこと。次回は21日必着。掲載は23日。

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