日本ハム、智弁和歌山・細川凌平を4位指名 50メートル5秒8 内外野守れるユーティリティー

[ 2020年10月26日 18:35 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

智弁和歌山・細川凌平内野手
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 プロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)は26日に東京都内で開催され、日本ハムが4位で智弁和歌山(和歌山)の細川凌平内野手(18)を指名。交渉権を獲得した。

 強豪校で1年春からベンチ入りした細川は、1メートル74、74キロの細身の体型を補ってあまりあるセンスを持つ。

 柔らかさとシャープさを兼備したスイングから広角にライナー性の打球を放つ。2年夏の甲子園では明徳義塾戦で右翼席に本塁打するなどツボにはまればスタンドまで運ぶ小力もある。50メートル走5秒8の俊足で判断状況にたけ次の塁を狙う姿勢もいい。守っても、阪神や巨人などでプレーした中谷仁監督からの助言もあり2年秋の秋季大会後に外野から遊撃に転向。細川自身も「内外野守れた方がいい」とプロの世界を見据えて取り組んできた。

 実家は、京都府亀岡市で保津川下りの船に横付けして酒や食べ物を販売する水上売店船を営む、1919年創業の「琴ケ瀬茶屋」。老舗を継ぐ男は、まずはプロの世界での大成を目指す。

 ◆細川 凌平(ほそかわ・りょうへい)2002年(平14)4月25日生まれ☆京都府京都市出身の18歳。1メートル74、74キロ。右投げ左打ち。

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