田沢 ルール撤廃で指名可能に 34歳4カ月での指名なら史上最年長

[ 2020年10月26日 11:00 ]

BCリーグ埼玉・田沢
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 プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)は、26日午後 5時から都内のホテルで開かれる。08年の米挑戦を契機にできたドラフト指名を拒否して外国のプロリーグでプレーした選手と一定期間、NPB球団が契約できない「田沢ルール」の撤廃が9月に決定。それに伴い、レッドソックス、マーリンズなどで活躍し、7月にルートインBCリーグ埼玉に入団した田沢純一投手(34)の指名も可能となった。

 日本のアマ球界でプレーした後、メジャーでプロデビューし、ドラフト会議を経てNPB入りした選手は過去に2人いる。マック鈴木は高校中退後に渡米し、96年にマリナーズでメジャーデビューして通算117試合に登板。02年のドラフトでオリックスから2巡目指名を受けた。多田野数人は立大卒業後、03年に入団テストを経てインディアンスとマイナー契約を結び、04年にデビューして通算15試合に登板。07年の大学・社会人ドラフト1巡目指名で日本ハム入りした。

 また、これまでのドラフト史上最年長指名選手は82年に中日に3位で指名された市村則紀投手(電電関東)で、30歳5カ月だった。34歳4カ月の田沢が指名されれば、大きく更新されることになる。

 田沢は横浜商大高から新日本石油ENEOS(現ENEOS)を経て、08年にレッドソックスと契約。13年にレッドソックスでワールドシリーズ制覇に貢献。17年からはマーリンズ、エンゼルスなどでプレー。昨年8月にレッズとマイナー契約を結んだが、今年3月に自由契約となった。大リーグ通算388試合に登板し、21勝26敗4セーブ89ホールドを挙げた鉄腕。今季は開幕前の3月にレッズを自由契約となり、シーズン途中で埼玉に入団した。現時点で巨人、DeNAなどが最終リストに残しているが、ある球団幹部は「ドラフト上位の枠は通常のアマチュア選手に使いたい。34歳の田沢はFA選手や外国人選手を獲るという考え方に近い」と言及。下位指名が予想される。

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