関西大学野球リーグ

【近畿学生野球のキーマン】大府大・上田健太郎・大村創磨内野手/三河内翔真外野手 勝利で歴史の幕閉じる

[ 2021年9月3日 18:46 ]

大阪府立大として最後のシーズンに昇格後、実質的な初勝利を誓う(左から)三河内、大村、上田
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 「1勝」にかける思いを共有する。主力の1人として19年秋の2部優勝から1部昇格を経験した上田にとっては最後のシーズン。今春は大阪観光大の出場辞退で不戦勝こそあったが、戦った6試合は全敗で「1部勝利」にこだわりをみせる。

 「(昇格を勝ち取った)先輩の思いもある。必ず1勝したい」
 自身初の1部リーグ戦だった昨秋は27打数7安打の打率.259、2打点。スピードの違いに苦しみ2戦目でも投手の質が落ちないことで成績は伸び悩んだ。今秋もコロナ下で実戦不足に悩むが「食らいつく」と気持ちでカバーする覚悟だ。

 1年春から出場し1部昇格に貢献した三河内(みつごうち)は最初で最後の1部での戦い。昨春から国家公務員の試験勉強のためにチームを離れ今年8月に見事合格。「プレーヤーとして戻るべきか」悩んだが、同期に背中を押され復帰した。1次試験に合格した7月上旬から体力強化に取り組み、数少ない実戦で結果も出した。「チームに足りない部分を求められている。1部の投手に対応できるか不安は残るが、後輩のためにも」と勝負どころでの一打を誓う。

 大阪府立大として最後となる2年生の大村は複雑な胸中を吐露した。「勝てない時期を過ごしてきたのでチームに思い入れがある。何とか1勝したい」。今春は目指す打撃の感覚をつかみかけたところで打ち切りとなったが、昨年のコロナ下での過ごし方を生かして練習を続け、モノにしたという。「100%以上の力を出さないといけない」。72年間の歴史の幕を閉じるためには白星が不可欠だ。 (吉村 貢司)

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