ドジャース・山本由伸が強烈ピッチャー返しを顔面の真横で見事にキャッチ 敵地からも大きな拍手起こる

[ 2024年4月26日 06:25 ]

ナ・リーグ   ドジャース-ナショナルズ ( 2024年4月25日    ワシントン )

<ナショナルズ・ドジャース>5回、ロサリオの投直を好捕する山本(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 ドジャースの山本由伸投手(25)が25日(日本時間26日)、ワシントンでのナショナルズ戦に先発。5回に強烈なピッチャー返しを浴びたが、見事にキャッチした。

 1―0とリードして迎えた5回。先頭のロサリオの打球は、山本の頭部付近に一直線にライナーで飛んできたが、山本はこれを避けながらも顔面の横で見事にグラブを出してキャッチした。

 その後は転びそうになりながらも、右手で支えて、山本は笑みをこぼした。

 打球速度は約168キロ。当たっていれば負傷したかもしれない危ない打球だったが、この好プレーには敵地からも拍手が沸き起こっていた。

 試合後、山本はこのプレーについて「もう…気付いたらボールが目の前にあったので、たまたま反応できました(笑い)。ビックリしましたけど、ビックリする間もなくボールが来てたので、たまたまグラブが反応できるところだったので運が良かったです」と振り返った。

 捕球後、心配そうにロバーツ監督らがマウンドへ駆けつけたが、その際の会話について右腕は内容を明かさなかったものの指揮官が「(マウンド上で)彼は“死ぬかと思った”と言っていた」と山本の発言を明かした。

 そして「(その言葉は)面白かったし、登板中にユーモアを見せ、そこからリセットできるのは良いこと。その次の左打者の外角低めにストライクを投げた。よく立て直した」と称えた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月26日のニュース