メッツ・リンドアがメジャーリーガーはWBC出場を回避すべきとの意見に真っ向反対「次も100%出る」

[ 2023年3月22日 06:27 ]

プエルトリコ代表のメッツ・リンドア(AP)
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 メッツのフランシスコ・リンドア内野手(29)が、プエルトリコ代表として出場していたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)から球団のキャンプ地に戻り、メディア対応。同僚のエドウィン・ディアス投手が右ひざの膝蓋腱断裂(しつがいけんだんれつ)、アストロズのホセ・アルテューベ内野手が右手親指の骨折で、ともに長期離脱を余儀なくされることで、一部からケガのリスクを避けるため、メジャー選手はWBC出場を回避すべきとの意見が出ていることについて、強く反対した。

 「エドウィンのケガにはすごく落胆しているけど、次のWBCもプエルトリコ代表で100%出る。国を代表して戦えるのはありがたいことだし、名誉だし、特権」と言い切った。

 21日複数の米メディアが報じている。「誰もケガはしたくないが、みんな国を愛しているし、代表になりたい。しかも国の仲間からいろいろ学ぶことができる。WBCに出たことで、身体の状態も良いし、より良い選手になれた。唯一無二の経験だ」と主張する。ワールドシリーズとWBCのタイトルのどちらが欲しいのかと聞かれるとこう切り返した。「それには答えられない、不適切な質問だからだ。ワールドシリーズにも、WBCにも何度も勝ちたい。しかし実際には両方で負けたから良い気分ではない。メッツの一員であることを超誇りに思っているが、プエルトリコ人であることも超誇り。メジャーの選手はこれからもWBCに出るべき」と強調していた。

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2023年3月22日のニュース