松坂大輔氏 世界一の侍ジャパンで印象に残ったシーン「気持ちの変化があったかなと思います」

[ 2023年3月22日 23:15 ]

WBC決勝   日本3―2米国 ( 2023年3月21日    米・マイアミ )

松坂大輔氏
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 スポニチ本紙評論家の松坂大輔氏(42)が22日、キャスターを務めるテレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜後9・54)に出演。21日(日本時間22日)に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦で、米国を下して3大会ぶりの世界一となった日本の印象に残ったシーンを挙げた。

 松坂氏の印象に残ったのは、決勝戦で8回にリリーフとしてマウンドに上がったダルビッシュだった。「09年に抑えをやっているとはいえ、非常に難しい登板だったと思います。ここに来るまで宮崎合宿から参加してくれて、チームのまとめ役として限られた時間で自分の調整もあって、本当に難しかったと思います」と話した。

 さらに「ダルビッシュ投手の実績を考えれば、クローザーでも良いと思うんですけど、それを大谷選手へ繋げることに徹したところにダルビッシュ投手の気持ちの変化があったかなと思います」と人間として成長した部分を感じたという。

 侍ジャパンを取材してチームの雰囲気の良さを感じていた。「より隙のない野球をするチームになっていくイメージができました。ダルビッシュ選手や大谷選手がいる事で、アメリカの良い所と日本の野球の良い所を組み合わせたハイブリッドの野球が主流になるかもしれないですね」と語り、この話題を締めた。

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2023年3月22日のニュース