WBC全勝で侍J世界一、今年実戦13戦12勝1敗の1敗は…「中日優勝」再びトレンド入り「実質世界一」

[ 2023年3月22日 16:37 ]

WBC決勝   日本3―2米国 ( 2023年3月21日    米・マイアミ )

3日の壮行試合で侍・今永から3回に適時打を放つ中日・カリステ
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 侍ジャパンが14年ぶりに世界一を奪回した。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で決勝戦が行われ、日本は3―2で米国を下し、09年第2回大会以来、3大会ぶりの世界一となった。13年のドミニカ共和国以来、大会史上2度目となる全勝優勝だった。

 1次ラウンドから7戦全勝で頂点まで駆け抜けた侍ジャパン。「シャンパンファイト」「WBC優勝」「ダルビッシュから大谷」などWNC関連ワードがトレンド上位を占める中、「中日優勝」のワードもランクイン。前日に続き、SNSでは“実質世界一はあのチームでは?”と盛り上がっている。

 「中日優勝」の根拠はズバリ「侍ジャパンに唯一黒星を付けたチーム」だから。日本代表はWBC本大会7戦全勝だが、2月25日から6試合行われた壮行試合と強化試合ではソフトバンク、中日、阪神、オリックスの4球団が相手を務め、3月3日に中日が7―2で快勝した。2023年の栗山ジャパンは実戦13戦12勝1敗。この1敗を付けたのが中日というわけだ。勝利した3日にもトレンド入りした「中日優勝」。SNS上では「しつこいようだがもう一回だけ言っておく実質中日優勝だ!世界一ということで!」「さぁ、ここからNPB開幕だ!WBCチームに唯一土付けた中日優勝待ったなし!!!」「あかん中日優勝してまう」「中日、優勝するかも」「実質中日優勝」「これで中日優勝したら伝説の年になる」「中日優勝おめでとう」などの声が飛び交った。

 WBCが終わり、いよいよ30、31日にプロ野球が開幕する。侍戦士の所属チームでの活躍はもちろんのこと、セ・リーグの優勝争いにも注目が集まる一年になりそうだ。

◇侍ジャパンの2023年全成績◇(日付は日本時間)
■壮行試合
2月25日 日本代表〇8―4●ソフトバンク
2月26日 日本代表〇4―2●ソフトバンク
3月 3日 日本代表●2―7〇中  日
3月 4日 日本代表〇4―1●中  日
■強化試合
3月 6日 日本代表〇8―1●阪  神
3月 7日 日本代表〇9―1●オリックス

■WBC1次ラウンドB組
3月 9日 日本代表〇8―1●中  国
3月11日 日本代表〇13―4●韓  国
3月12日 日本代表〇10―2●チェコ
3月13日 日本代表〇7―1●オーストラリア
■準々決勝
3月16日 日本代表〇9―3●イタリア
■準決勝
3日21日 日本代表〇6X―5●メキシコ
■決勝
3月22日 日本代表〇3―2●米  国

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