侍・今永 決勝の先発マウンド任せた!栗山監督明言 強力打線相手に「勝つための投球をしたい」

[ 2023年3月22日 04:00 ]

WBC準決勝   日本6―5メキシコ ( 2023年3月20日    米・マイアミ )

キャッチボールで調整する今永(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 米国との頂上決戦の先発マウンドには今永が上がる。栗山監督は試合後に「(決勝の)スタートは今永で行きます」と明言。国際試合で無類の強さを発揮する29歳の左腕が世界一への先陣を切る。

 「野球を終えるとき、このマウンドのことを真っ先に思い出せるように、そんな投球をしたい。勝つための投球をしたい」。劇的な逆転サヨナラ勝ちの余韻には浸らず、今永は気持ちを引き締めた。

 相手はメジャーのスターがそろうドリームチーム。「長打を打てる打線。9番も3本ホームランを打っている」。実際は4発も打っている「恐怖の9番」ターナーを要警戒打者に挙げ「自分の100%が通用しない相手がいる。苦手なコースや球種を確かめながらやりたい」と言った。

 国際試合は10試合、計30回を投げて2失点、防御率0.60の今永から栗山監督は「行ける人は全員行く」と総動員指令。佐々木朗、山本を除き投球制限内で連投可能な湯浅、大勢を含む投手12人が救援待機する。大谷の登板は体調次第だが、投げられない場合はダルビッシュが抑えで登板する可能性もある。

 ▼DeNA・三浦監督 連絡はWBCが終わるまで取りません。「WBCに集中しろ」と大会前に本人に言いましたし、日本のために頑張ってほしい。

続きを表示

2023年3月22日のニュース