元ヤクルト今浪隆博氏　侍・伊藤大海の強心臓を称える「見ていて安心感ある」

＜米国・日本＞6回、ムリンスを空振り三振に斬りガッツポーズを見せる伊藤（撮影・会津　智海）
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　日本ハム、ヤクルトで通算405試合に出場した今浪隆博氏（38）が日本のWBC優勝直後にYouTube「今浪隆博のスポーツメンタルＴＶ」を更新。侍ジャパンのブルペンを支えた伊藤大海投手（25）の投球を絶賛した。

　優勝までの試合すべてが凄かったと振り返った今浪氏がとくに推したのが伊藤だった。

　「緊迫して簡単じゃない場面でもストライクゾーンに淡々と投げている」

　3―1の6回に登板。先制ソロを放っていた怖いターナーをスライダーで左飛に打ち取ると、続くリアルミュートは2ボール2ストライクと追い込んでスプリットで三ゴロ。ムリンスからは151キロ直球で空振り三振を奪った。

　今浪氏は「常に投手有利のカウントを作っている。テンポもいい。シーズン中と変わらないマウンドさばきで、見ていて安心感がある」と、強心臓ぶりを称えていた。