侍・周東 足で極めた世界の頂点「達成感ありますね。世界一になれて」

[ 2023年3月22日 14:53 ]

WBC決勝   日本3―2米国 ( 2023年3月21日    米・マイアミ )

<日本・メキシコ>9回、村上の2点適時打で周東(右)がサヨナラの生還を果たし歓喜の大谷(撮影・会津 智海)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で決勝戦が行われ、日本は3―2で米国を下し、09年第2回大会以来、3大会ぶりの世界一となった。13年のドミニカ共和国以来、大会史上2度目となる全勝優勝だった。

 周東佑京内野手(27=ソフトバンク)は足と守備で世界一に大きく貢献した。1次ラウンドは代走、守備固めのいずれかで全試合に出場。20日(日本時間21日)の準決勝・メキシコ戦では9回に代走起用され、決勝の生還を果たした。一塁から本塁に到達するまでのスピードは10・28秒。今大会、メジャー使用球場で行われた試合の中で2番目のタイムで最大速度は30・4フィート(約9・27メートル)。前の走者・大谷に追いつきそうなほどの俊足はネット上で大きな話題を呼んだ。

 「自分の中で財産になったいうか、すごい、いい経験したなと思います」と大会を振り返った日本のスピードスター。前夜の“神走塁”にも「(打球が)抜けると思った段階で、転ばないように走ろうと思っていました」と自然体で振り返り「達成感ありますね。世界一になれて。その中で貢献できたということが、すごい良かったと思います」と笑顔だった

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2023年3月22日のニュース