ダルビッシュ 2度目の救援登板でソロ弾浴びるも1失点 リード守って9回大谷につないだ

[ 2023年3月22日 11:15 ]

WBC決勝   日本―米国 ( 2023年3月21日    米・マイアミ )

WBC決勝<日本・アメリカ>日本6番手のダルビッシュ(撮影・光山 貴大)
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 日本代表「侍ジャパン」のダルビッシュ有投手(36=パドレス)が、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦で、6番手で8回から登板した。

 日本は3番手・高橋宏の後を受け、6回からは伊藤が登板し、1回を無失点。さらに大勢が7回を抑えると、8回にダルビッシュがさっそうとマウンドへ向かった。

 先頭のアレナドを中飛。続くシュワバーには10球粘られ、最後は右翼席への反撃ソロ弾を浴びた。さらに、打撃好調のターナーに中前打を浴びるピンチに、吉井コーチがマウンドに向かい、一息入れた。そしてリアルミュートを遊飛に抑えると、ムリンスを中飛に抑えて、1失点でしのいで、9回につないだ。

 ダルビッシュは5回の守備が終わると、ブルペンへ向かう姿がテレビで映し出された。直後には大谷もブルペン入り。その様子だけで、SNSは大盛り上がりだった。9回には大谷が登板する可能性が高まっている。

 10日に行われた1次ラウンド・韓国戦で先発。その後、準々決勝・イタリア戦では4番手で2回を投げ、先発・大谷と「夢の継投リレー」が話題になった。今大会はこれで2度目の救援登板。「緊急」でクローザーに配置転換され、準決勝、決勝と2度の登板で世界一に導いた2009年の第2回WBCを彷彿とする大車輪の働きを見せた。

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2023年3月22日のニュース