誠也、侍へ祝福メッセージ!豪快弾を放った村上には「僕も見習わないと」と賛辞

[ 2023年3月23日 03:05 ]

キャッチボールをする鈴木〈21日〉
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 カブスの鈴木誠也外野手(28)は22日(日本時間23日)、WBCで3大会ぶり3度目の優勝を飾った侍ジャパンへアリゾナ州メサのキャンプ施設からメッセージを送った。

 前夜はテレビ観戦し「僕は迷惑しかかけていない」と話しつつも「感動しました。みんな本当に格好いいなと思っていました」と祝福した。大谷対トラウトのラストシーンは「一ファンとして楽しませてもらった。最高の試合だった」と振り返り、勝利後のフィールドで村上が『背番号51』の鈴木のユニフォームを掲げていたことには「すごく嬉しかった」と笑顔を見せた。

 優勝の期待がかかる中、結果を残すことは自身も東京五輪金メダルで経験済み。だからこそ、侍戦士たちの気持ちがよくわかる鈴木は「すごいプレッシャーはあったと思う。苦しい試合もたくさんあったと思うが、その中でああいう試合ができるのは凄い」。苦しみながらも準決勝で逆転サヨナラ適時打、決勝では豪快弾を放ったかわいい弟分・村上については「僕もオリンピックの時にけっこうしんどかった思いがある。僕は最後までダメだったが、宗はああいうところでしっかり打ってくれた。そういうところがすごい。僕も見習わないと」と賛辞を贈った。

 鈴木は2月25日の打撃練習中に左脇腹を痛めWBC出場を辞退。「悔しい」の言葉を胸にリハビリに励んでいた。21日にはケージ打撃、最大で40メートルまでに距離を伸ばしたキャッチボールに加えメディシングボールを使い患部に負荷をかけるトレーニングも行うなど順調な回復を見せているもののデービッド・ロス監督はこの日、「しばらくはここにとどまって練習をしていく」と言及。鈴木も「ちゃんと治してから行きたい」と語るなど、開幕は負傷者リスト入りで迎えることが確実となった。

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2023年3月22日のニュース