【センバツ】城東 女子マネノックにナインが感謝「役割大きかった」「みんな楽しく」「普段通りできた」

[ 2023年3月22日 18:33 ]

第95回選抜高校野球大会2回戦   城東2―5東海大菅生 ( 2023年3月22日    甲子園 )

<東海大菅生・城東>初戦で敗れた城東ナイン(撮影・奥 調)
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 21世紀枠で春夏通じて初出場の城東(徳島)が2年ぶり5回目出場の東海大菅生(東京)と対戦。2―5で敗れ、初出場での甲子園初勝利はならなかった。

 試合前には永野悠菜マネジャー(3年)がユニホーム姿でノッカーを務めた。女子部員がノッカー役を務めるのは初。内野ノックを終えると観客から大きな拍手が送られた。

 永野さんは、選手が12人しかない環境を補おうと、昨年4月からノックを打つ練習をスタート。練習開始から約1年が経ち、連日外野のノッカー役を任されるまでに成長した。そして、聖地でノックを披露。ナインや指揮官はそろって、永野さんへの感謝を口にした。

 新治良佑監督は「目に焼き付けようと思っていたけど、自分が緊張していて…。2人で一緒にダッシュしてアップをしながら、“緊張しているだろうけど、俺を緊張しているんだぞ”と言いながら。初回の攻撃からビビることなく普段通りいけたのは、永野の役割が大きかった」と感謝。

 先発した清重登揮(3年)が「普段通りにノックを打ってくれたので、普段通りに初回から試合に入ることができました」と言えば、2番手で登板した岡一成(2年)は「永野さんのノックを受けてから、みんなが普段通り楽しくできるようになりました」と頭を下げた。

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