阪神・森下　対応力で3戦連続安打！西武水上を攻略「スライダーが曲がっていたのでポイントを近くした」

オープン戦   阪神1―2西武 （ 2023年3月21日    ベルーナドーム ）

＜西・神＞9回、右前打を放ち手を叩いて喜ぶ森下（撮影・大森　寛明）
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　阪神のドラフト1位・森下（中大）が9回に水上から右前打を放ち、3試合連続安打へ伸ばした。中身がまた素晴らしい。17、19日のヤクルト戦は木沢、石山と清水に続き、実績のあるセットアッパーたちをことごとく初見で攻略。水上には初球の内角シュートをファウルした際にバットを折られた後、フルカウントから外角145キロに素直にバットを出して一、二塁間を破った。

　「初めて対戦する投手。球種や変化球の曲がりが分からなかったので、とりあえず振って、追い込まれたらファウルで粘って甘い球を待つ形で臨んだ」

　持ち前の強心臓に加え「スライダーが結構曲がっていたのでポイントを近くした」という緻密な対応力も本物。オープン戦で12球団2位の打率・361はもはやフロックではない。