村上覚醒! 弾丸185キロ&特大132メートル同点弾!WBC1号、前日劇打勢いのまま 大谷も大喜び!

[ 2023年3月22日 08:56 ]

WBC決勝   日本―米国 ( 2023年3月21日    米・マイアミ )

<日本・アメリカ>2回、同点ソロを放つ村上(撮影・光山 貴大)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で決勝の「日本―米国」戦が行われ、村上宗隆内野手(23=ヤクルト)は「5番・三塁」で先発。第1打席でWBC1号となる本塁打を放った。

 1点を追う2回、先頭で米国の先発右腕・ケリーが投じた初球の真ん中直球をとらえると右翼2階席に着弾し、同点ソロとした。飛距離は432フィート(約133メートル)、打球速度115・1マイル(約185キロ)、打球角度は25度だった。「点を取られた後の回だったのですぐに返せて良かったです。打ったのはストレートです」とコメントした。

 村上は開幕から4番を務めたが、打撃不振に苦しんだ。準々決勝・イタリア戦では5番に座り、長打2本が出るなど復調の兆しを見せていた。準決勝のメキシコ戦では第1打席は無死一塁から空振り三振。第2打席は2死一、三塁から見逃し三振、第3打席は1死一塁で空振り三振といずれも走者がいる場面で1本が出なかった。第4打席も三邪飛に倒れたが、1点を追う9回。第5打席でようやくとらえた。メキシコ守護神のガエゴスのカウント1―1からの3球目、真ん中高めの直球を振りぬいた打球は中堅手の頭を超えた。二塁走者の大谷、一塁走者の周東も本塁へ駆け込んで、劇的な逆転サヨナラ打となった。開幕から準決勝までは6試合22打数5安打、5打点、11三振。打率・227。

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