「どの惑星から来た?」最強の大谷翔平にMLBレジェンドが真剣質問 「日本の、田舎というか…」

[ 2023年3月22日 17:53 ]

WBC決勝   日本3―2米国 ( 2023年3月21日    米・マイアミ )

WBC決勝<日本・アメリカ>9回、トラウトに投げ込む大谷(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で決勝の「日本―米国」戦が行われ、大谷翔平投手(28=エンゼルス)は「3番・DH」で先発出場。9回のマウンドに上がり、メジャーで同僚のマイク・トラウトから三振を奪って勝負を決めた。14年ぶりの世界一に導き、MVPも獲得した。

 試合直後、米メディアの放送ブースでインタビューに応じた大谷。インタビュアーを務めたのはメジャー通算696本塁打の「A・ロッド」ことアレックス・ロドリゲス氏(元ヤンキース)、同541本塁打のデービッド・オルティス氏(元レッドソックス)というレジェンドだった。

 ロドリゲス氏から「キャリアで最高の瞬間かい?」と問われると「今のところトップじゃないかな。このシチュエーションで投げるのはなかなかないので。緊張したけど、感謝の方が大きかった。この舞台で投げられて感謝しかない」と答えた。

 「真剣な質問だ。どの惑星から来たんだい?」と聞くオルティス氏に対しては、「日本の、田舎というかね、ほんとにあんまりこう、チームも少ないようなところでやっていた。日本の人たちからしても、頑張ればこういったところでできるんだってところは良かったんじゃないかな」と応じた。

 そして、「日本時代にメジャーを見ていて憧れていた選手や、参考にしていた選手はいるか」とのロドリゲス氏の問いには「この2人もそうだし、今日いたケン・グリフィージュニア選手もそうですけど、A・ロッド選手、オルティス選手、僕が小さい頃見ているような選手たちが同じフィールドに立って、今こうやってインタビュー受けているのも信じられない感覚ではあるので。自分がそういう立場になれるよう頑張りたい」と回答。この答えを聞いた2人のレジェンドは満面の笑みを浮かべていた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月22日のニュース