【センバツ】光の女子部員 甲子園で守備練習補助員として初めてグラウンド「第1号なので緊張しました」

[ 2023年3月22日 12:27 ]

選抜高校野球   光2―0彦根総合 ( 2023年3月22日    甲子園 )

<彦根総合・光>ノック補助を務めた光・西原さくらマネジャー(撮影・後藤 大輝)
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 光は試合前に女子部員の西原さくらマネジャー(3年)が守備練習の補助員として甲子園のグラウンドに立った。

 甲子園大会では昨夏からマネジャーを含む女子部員の練習補助が認められたが、これまで実際に行った例はなかった。中学まで軟式野球をしていた西原さんはユニホーム姿でグラウンドに立ちスピーディーにこなし、「第1号なので緊張しました」とほっとした表情。「これから女の子がどんどん活躍していってほしいと思いますし、自分と同じように野球をしてきた女の子やマネージャーとして甲子園に立つことを目標に頑張っている女の子たちにも希望を与えれたらなと思います」と笑顔で語った。

 チームはエース升田早人投手(3年)が11奪三振の力投で完封勝ち。西原マネジャーは「甲子園は下から見る景色とスタンドから見る景色は全然違ったので、もう一度とは言わず、選手のみんなに勝ってもらってもう何度か、グラウンドに立つことができたら嬉しいと思います」と願った。

 升田は「マネジャーとしてもいろいろ自分たちを支えてくれていますし、西原だけでなくほかのマネジャー、1年生もいるんですけど全員が支えてくれた結果が勝利という結果になったと思う」と感謝した。

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2023年3月22日のニュース