地元・静岡シティクラブが全国1勝 全日本少年春季軟式野球第1日

[ 2023年3月22日 13:38 ]

<静岡シティクラブ―総社東中>全国1勝を挙げた静岡シティクラブのエース河口碧(左)と杉山永羽主将はガッツポーズ
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 文部科学大臣杯第14回全日本少年春季軟式野球大会(スポニチなど主催)は22日、静岡県内の8球場で第1日の競技を行った。

 静岡市の草薙総合運動場硬式野球場第2試合は、静岡シティクラブ(開催地)が12―0で総社東中(岡山)を下し、全国初勝利を挙げた。

 2回無死一、三塁から8番・戒能(かいのう)の投ゴロの間に先制すると、3回は1死三塁の場面で4番・永友の投ゴロの間に加点。その後も攻撃を緩めず計11安打12点と爆発した。

 守っては、MAX127キロ右腕の河口が6回1安打。最終7回は杉本が締めくくった。

 静岡市の選抜チームは3年連続4度目の出場だが、ここまで未勝利。それだけに「ようやく満足に活動できるようになった。先発でも途中出場でも、選手はやるべきことが分かったはず」と杉山徹監督は1勝の重みをかみしめた。

 杉山永羽(とわ)主将は「とてもうれしい。自分たちのスイングができた」と話し、河口は「緊張したが、仲間が点を取ってくれて安心して投げることができた」と感謝した。

 2回戦では、新宮中(兵庫)―明見中(山梨)の勝者と対戦する。
 

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2023年3月22日のニュース