侍世界一！初代優勝監督の王貞治氏が祝福「素晴らしかったですね。強かった」大谷の二刀流の活躍も絶賛

WBC決勝   日本―米国 （ 2023年3月21日    米・マイアミ ）

ソフトバンクの王会長
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　侍ジャパンが14年ぶりに世界一を奪回した。第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は21日（日本時間22日）、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で決勝戦が行われ、日本は3―2で米国を下し、09年第2回大会以来、3大会ぶりの世界一となった。13年のドミニカ共和国以来、大会史上2度目となる全勝優勝だった。

　06年の第1回大会で日本代表を指揮し、初代世界一を勝ち取った王貞治氏は自宅で観戦していたことを明かし「素晴らしかったですね。強かったですよ」と祝福した。

　手に汗握る展開だった前回大会王者の米国との決勝戦を振り返り「お互いレベルが高いから、そう簡単に点は入らないと思っていたんですけど、やっぱり投手たちが頑張りましたよね」と投手陣の健闘を称えた。また「ダルビッシュ―大谷と出てきた時にはビックリしましたよ」と王氏からしても驚きの継投だったことを明かした。

　投打に活躍した大谷については「やっぱりね。アメリカであれだけの成績を出すだけのことはありますよね。やっぱり彼が出場してくれたこと自体で、物凄くこのWBCが盛り上がったでしょ。盛り上がってもね、案外空振りなんてケースも出てくることもあるんだけど、彼は本当にそれを関係なくね。よく盛り上げてくれましたよね」と注目を一身に集める中での二刀流の活躍に目を細めた。

　メジャーリーガーの中で唯一人、合宿初日から合流しチームの柱として活躍した最年長のダルビッシュは「彼が最初から出て、いろんな意味でね、選手たちにいい影響を与えてくれたのが大きかったですよね」と今大会のチームにとって大きな存在だったとした。