世界一の侍「マイアミの大歓喜」だ!!サッカー「マイアミの奇跡」から27年 競技越え新伝説

[ 2023年3月22日 12:13 ]

WBC決勝   日本3―2米国 ( 2023年3月21日    米・マイアミ )

<日本・米国>優勝しトロフィーを掲げる大谷(中央)ら侍ジャパンナイン(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 侍ジャパンが14年ぶりに世界一を奪回した。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で決勝戦が行われ、日本は3―2で米国を下し、09年第2回大会以来、3大会ぶりの世界一となった。

 米国に先制を許したが、村上宗隆(ヤクルト)の本塁打で追いつき、ラーズ・ヌートバー(カージナルス)の一ゴロで勝ち越し。岡本和真(巨人)のソロ本塁打で貴重な追加点を挙げた。

 投手陣は今永昇太(DeNA)、戸郷翔征(巨人)、高橋宏斗(中日)、伊藤大海(日本ハム)、大勢(巨人)、ダルビッシュ(パドレス)とつなぎ、9回は大谷翔平(エンゼルス)がマウンドに。同僚のトラウトを空振り三振に仕留めて頂に到達した。

 「ローンデポ・パーク」は、日本スポーツ史に残る伝説を生んだ場所だった。27年前の96年アトランタ五輪の男子サッカーで、日本がブラジルを1―0で撃破して「マイアミの奇跡」と呼ばれた。サッカー会場の跡地に建設された球場で、侍ジャパンが「マイアミの歓喜」に包まれた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月22日のニュース