侍ジャパン 大会史上最多奪三振 09年大会、日本の75個上回る

[ 2023年3月22日 09:53 ]

WBC決勝   日本―米国 ( 2023年3月21日    米・マイアミ )

WBC決勝<日本・アメリカ>日本2番手の戸郷(撮影・光山 貴大)
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 侍ジャパンが大会に新たな記録を残した。2番手として3回から登板した戸郷翔征投手(22=巨人)が3回2死、ターナーから奪った三振が侍ジャパンの今大会通算76個目の奪三振となり、日本が持っていた2009年大会の75個を上回る大会最多記録となった。

 こん身の1球だった。戸郷は逆転直後の3回から登板。2死一、二塁、第1打席で1大会最多本塁打のとなる5本塁打目を放ったターナーを内角フォークボールで空振り三振に仕留めた。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は試合中に「日本は今大会で76三振を奪い、一大会のWBCでどのチームよりも多く、2009年に75三振を記録した日本を上回った」とツイート。若き右腕が絶好調男から奪った三振は、日本の歴史に残るものとなった。

 今大会、侍ジャパンで最多の奪三振を記録しているのは山本の12。佐々木朗の11、大谷の10と続く。今チームの投手力の高さを証明する数字となった。

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2023年3月22日のニュース