明見中・宮下寛太が劇的サヨナラ打 全日本少年春季軟式野球第1日

[ 2023年3月22日 16:28 ]

<明見中―新宮中>劇的サヨナラ打で初戦を突破した明見中の宮下寛太はバットを手に笑顔
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 文部科学大臣杯第14回全日本少年春季軟式野球大会(スポニチなど主催)は22日、静岡県内の8球場で第1日の競技を行った。

 静岡市の草薙総合運動場硬式野球場第3試合は、タイブレークの末、明見中(山梨)が7―6で新宮中(兵庫)を下し、2回戦進出を決めた。明見中は初出場初勝利。

 試合は新宮中が2回1死二、三塁から8番・国里の投ゴロと野選で2点。明見中は2回1死三塁の場面で、8番・小泉の三塁への適時内野安打で1点を返し、7回2死二塁から舟久保が中越え三塁打を放って同点とした。
 
 タイブレークに入り、新宮中は3番・家納の中犠飛、4番・吉良山の左犠飛で2点。その裏、明見中は相手のバッテリーミスで追いついた。

 新宮中は9回1死満塁から7番・碓井主将の右前適時打で6―4。その裏、明見中は1死満塁からバッテリーミスで1点差とし、再び1死満塁から2番・宮下寛が左中間を破ってサヨナラ勝ちした。

 殊勲の宮下寛は「緊張したが、本当にうれしい」と笑顔。松村監督は「打ち勝つ野球を目指している。選手たちはよくやってくれた」とうれし涙を流した。

 2回戦では静岡シティクラブ(開催地)と対戦する。
 

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2023年3月22日のニュース