米国は連覇ならず…“史上最強打線”が小刻み継投に沈みソロ2発のみ 最後はトラウトが大谷に空振り三振

[ 2023年3月22日 11:48 ]

WBC決勝   米国2―3日本 ( 2023年3月21日    米・マイアミ )

<米国・日本>5回、空振り三振に倒れるトラウト(投手・高橋宏)(撮影・会津 智海)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で決勝戦が行われ、米国は日本に敗戦。大会連覇を逃した。

 2回1死からターナーが先制ソロ。2006年のイ・スンヨプ(韓国)に並ぶ1大会最多本塁打記録の5号で試合を動かした。ただ、小刻みに継投する日本の投手陣に大苦戦。1-3の8回にシュワバーが6番手・ダルビッシュから右越えソロを放って1点差に迫ったものの、最後は9回2死からトラウトが大谷に空振り三振を奪われ、ゲームセット。スタメン9人のメジャー通算本塁打数計1784本という“史上最強打線”が侍ジャパンの強力投手陣にあと一歩及ばず、世界一連覇はならなかった。

 米国は1次ラウンドC組を3勝1敗の2位で通過。ベネズエラとの準々決勝に9-7で打ち勝つと、キューバとの準決勝は14-2で圧倒。決勝に駒を進めた。米国と日本が決勝で対戦したのは今大会が初めてだった。

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2023年3月22日のニュース