【大阪】大商大堺が逆転で「大商大ダービー」を制す 4番三好が決勝3ラン

[ 2019年7月20日 12:53 ]

第101回全国高校野球選手権 大阪大会3回戦   大商大堺3―2大商大高 ( 2019年7月20日    シティ信金 )

<大商大高・大商大堺>7回2死、馬場は左前打で二塁へ(二塁手・上田真)(撮影・井垣 忠夫)
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 大商大堺が今春大阪大会で優勝した大商大高に逆転勝ち。「大商大ダービー」を制して3回戦を突破した。0ー2の6回2死一、二塁から4番・三好辰弥外野手(3年)が左中間最深部への本塁打を放ち一気に逆転。投手陣は3投手の継投で大商大高打線を初回の2失点のみに抑えた。

 大商大堺の静純也監督(43)は、大商大高の最速148キロ右腕・上田大河投手(3年)対策として早いカウントから振りにいくことを意識させたが、5回まで2安打に抑えられた。それでも「中盤から疲れてきていたので、早打ちではなく待たせた」。6回に四死球2つで得たチャンスに4番・三好が一振りで答えた。「(相手投手は)想像以上に直球がホップしていた。外だけ狙っていました」と2ボールから甘く入った直球を強振すると、放物線を描いた打球は左中間最深部のスタンドを越える決勝の3ランとなった。

 静監督が「同じ学名であってライバル。なんとか決勝戦でやると相手監督と合い言葉にしていたので3回戦でやることになって嫌でした」と語った大商大との接戦を制し、4回戦進出。試合後には大商大高の森本聖也主将(3年)から大商大堺ナインに2つの千羽鶴が手渡された。1つは大商大高が1回戦で興国に勝利した際に、興国野球部員136人から渡されたという千羽鶴。もう一つは大商大高90人の部員からという千羽鶴だった。森本主将は「興国高の分も合わせて、絶対に僕たちの分まで甲子園に行ってくれということを伝えて渡しました」と涙ながらに語った。

 3番手として4回無失点と好投した中島黛我投手(2年)は渡された千羽鶴に対し「絶対に甲子園に行きます」と短い言葉に力を込めた。ライバル校から託された想いを受け止め、初の甲子園出場に向けて突き進んでいく。

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