【千葉】市川・加来、今夏2度目の1―0完封、自ら打った1点死守

[ 2019年7月20日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 千葉大会4回戦   市川1―0千葉黎明 ( 2019年7月19日    ZOZOマリン )

<市川・千葉麗明>3安打完封に決勝打と投打に活躍した加來
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 市川(千葉)の1メートル73のエース左腕・加来が、大きく躍動した。シード校の千葉黎明打線を3安打に抑えて、今夏2度目の1―0完封。市川を16強入りに導いた。「相手はシードで格上。自分の力がどれくらい通用するのかと思ったが、3年間やってきたピッチングができた」と胸を張った。

 偏差値70を超える千葉県随一の進学校。勉強時間を確保するため、午後6時30分の完全下校で平日の練習は約2時間だ。土曜も4時間目まで授業があり、練習試合も丸1日はできない。都内の自宅から1時間かけて通学し、「法律を学びたい」と筑波大進学を目指す加来は、限られた時間の中で効率重視の練習を積んできた。

 昨年末には左足首捻挫のアクシデントに見舞われたが、その分を下半身強化に充てた。回復後はトレーナーの下で瞬発力を最大限発揮できるよう、走り込みも敢行。安定感が増した。

 市川中時代、県大会準優勝した時と同様に、徳竹との左腕二枚看板で勝ち進んできた。2回戦の富里戦では2安打12奪三振。この日は「高さを間違えず、打者の嫌だと思うところに投げられた」と7三振を奪った。5回2死一、二塁のピンチでは冷静に後続を断ち、4回に自らの中前適時打で挙げた1点を守り抜いた。

 井本陽監督は「あそこまで打たれないとは思わなかった。ありがとうしかない」と賛辞を贈った。過去最高に並ぶ8強まで、あと1勝。加来は「次も自分の投球をしたい」と力をみなぎらせた。

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