阪神先発・高橋遥 7回2失点 プロ初の2桁奪三振も白星掴めず 防御率は1点台

[ 2019年7月20日 20:26 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト ( 2019年7月20日    甲子園 )

<神・ヤ>6回2死満塁、ピンチを迎えて梅野(右)と言葉をかわす高橋遥(撮影・北條 貴史)
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 阪神先発・高橋遥がヤクルト打線相手に好投するも、白星を掴むことはできなかった。

 初回から圧巻と言える内容だった。先頭の山田哲を外角低めツーシームで見逃し三振に仕留めると、2死後、3番・青木を外角低め144キロストレートで見逃し三振。続く2回先頭の村上も速球で見逃し三振など、序盤からキレ抜群だった。

 4回2死から村上にこの試合初安打を許すと、バレンティンに二塁打で続かれ二、三塁のピンチを背負った。が、続く中村を初球で中飛に打ち取り危機を脱した。続く5回は3者連続三振。1点リードの6回に2点を失い逆転されたが、7回も無失点で切り抜けた。最後に山崎から奪った見逃し三振で、プロ初の2桁奪三振を記録した。

 6回に失った2点が、6月20日楽天戦の5回に2失点して以来、実に21イニングぶりの失点だった。この日が9試合目の先発マウンド。降板後の防御率は1・89。それでも、今季3勝目を掴むことはできなかった。

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2019年7月20日のニュース