【岩手】花巻東・西舘、リリーフ登板し最速149キロ 初戦の借り返した

[ 2019年7月20日 14:48 ]

第101回全国高校野球選手権 岩手大会4回戦   花巻東8―3水沢 ( 2019年7月20日    岩手県営 )

<花巻東・水沢>2番手で登板し最速149キロの直球で勝利に導いた花巻東・西館(撮影・木村 揚輔)
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 エースが意地の救援だ。プロ注目の150キロ右腕、花巻東・西舘(3年)が6回途中からリリーフ。最速149キロをマークし、2年連続の夏の甲子園へまた一歩前進した。

 「初戦でみんなに助けてもらったので、次こそ自分が抑えようと思っていたのでホッとした」。2点差の6回1死一、三塁からマウンドへ。いきなり中前適時打を許し、9回にも失点したが「60%の状態」で9回に149キロを計測。フォークも低めに決まって6三振を奪い、この大会初戦の借りを返した。

 その14日の2回戦(対花巻北)ではリリーフした9回に逆転を許し、チームは延長10回の末に際どくサヨナラ勝ち。だから厳しい場面でのリリーフで燃えて全力で投げた。

 一戸中時代から注目され、偉大な先輩の菊池(現マリナーズ)や大谷(現エンゼルス)と同じく1年夏からベンチ入りした西舘。佐々木監督は「雄星、大谷くらいのエースに育てたかった。この大会で育ってくれれば」と期待を寄せる。ネット裏でも広島・近藤芳久スカウトが「ボールに角度があるし、フォークもいい。体が出来てくればもっといいボールを投げられる」と将来性を評価した。

 ともに勝ち上がれば163キロ右腕・佐々木擁する大船渡と決勝で対戦する。「同じ県に日本一の投手がいるので意識する部分はあるけど、決勝まで行かないと意味がない。今は目の前の相手に集中したい」。菊池、大谷が背負った花巻東の背番号1。西舘はエースの誇りを胸に、この夏を投げ抜くつもりだ。

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