DeNA・石田 今季初先発で力投5回8K ソロ被弾のみの1失点「全力で腕を振った」

[ 2019年7月20日 20:29 ]

セ・リーグ   DeNA―中日 ( 2019年7月20日    横浜 )

<D・中>5回2死一、三塁、代打・藤井を空振り三振に仕留めた石田(撮影・島崎忠彦)
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 今季初先発となったDeNA・石田健大投手が5回2安打1失点、8奪三振の力投で、救援陣にバトンをつないだ。

 「久しぶりの先発登板は、試合前ブルペンからいい緊張感がありました。調子は悪くなく、高めに浮くボールもありましたが、要所でいいコースに投げることができたと思います。立ち上がりの3イニングをテンポ良く投げることができたので、いいリズムで攻撃につなげることができたのが一番良かったです。光(伊藤)さんの出すサインに納得し、全力で腕を振りました」

 初回から大島を150キロ直球で空振り三振にするなど、気迫みなぎる投球だった。3回までひとりの走者も許さない完全投球。4点の援護をもらった直後の4回、先頭の平田に左越えソロを浴びたが、崩れなかった。

 5回には2死一、三塁のピンチを招いたが、代打藤井に対してワンバウンドするチェンジアップを振らせて空振り三振。グラブを叩いて吠えた。

 3月に左肘の張りで離脱。5月の1軍復帰後は救援を担っていたが、23試合で防御率1・82と結果を残して、先発チャンスをつかんだ。待ちに待ったマウンドで、期待に応える好投を披露した。

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2019年7月20日のニュース