【東東京】「元年」連覇へ!帝京・田代2戦連続完封 7回には圧巻3連続K

[ 2019年7月20日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 東東京大会4回戦   帝京2―0都江戸川 ( 2019年7月19日    神宮 )

<帝京・都江戸川>2戦連続の完封勝利を挙げた帝京・田代(撮影・南 周平)
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 第101回全国高校野球選手権(8月6日から16日間、甲子園)は19日、11大会54試合が行われた。東東京大会では、平成元年の全国王者である帝京の田代涼太投手(2年)が2戦連続の完封勝利。千葉大会ではシード校が続々と敗れる波乱があり、八千代松陰がAシードの専大松戸を、市川がCシードの千葉黎明をそれぞれ破った。20日は雨天順延となった北北海道大会決勝をはじめ、45大会で232試合が行われる。

 「元年」甲子園連覇のスタートラインまで、あと4勝だ。背番号10の帝京・田代が、この日もチームを勝利に導いた。

 緊迫した投手戦が続く中、一番の見せ場は0―0で迎えた7回だった。相手の4番・新見に無死から左前打を許して流れが江戸川に傾きかけたが、ここで左腕の顔つきが変わった。「ギアを一段上げた。絶対に点をやらせないと強い気持ちをもって投げた」と圧巻の3者連続三振。一気に空気を変えた。その直後の攻撃で、加田の決勝2ランが生まれた。

 田代は新たな引き出しも見せた。前回の試合では使わなかったツーシームをこの試合で解禁。直球、スライダーとのコンビネーションで「効果的だった」と語るように、1メートル88の長身から鋭く落ちるボールで、空振りの山を築いた。9回125球を投げ散発の4安打、9奪三振でシャットアウト。2戦連続の完封勝利を達成した。

 取り戻したいものがある。昨秋と今春は背番号1を背負ったが、今夏は10番で大会を迎えた。「秋と春は結果を残せませんでした。この大会で見返したい気持ちはある」。自らの快投で8年ぶりの東東京制覇に導くことができれば、聖地でエースナンバーを背負う可能性が高まる。

 平成元年、夏の甲子園を制覇した帝京は、11年以来、出場を果たせていない。「元年」連覇が懸かる今夏。前田三夫監督は「(当時と)選手が違う」と言いながらも、「東邦さんが平成最初と最後を制した。結果的にうちもそういうふうになれば」と意気込んだ。

 平成の甲子園を強打で沸かせてきた東東京の雄。スタイルこそ違うが、令和の時代も「Teikyo」のタテジマユニホームで全国の舞台を沸かせる予感が漂ってきた。(南 周平)

 《帝京の平成元年甲子園優勝》エースで4番の吉岡雄二を擁し、初優勝を飾った。仙台育英との決勝はエース大越基と息詰まる投手戦となった。0―0で延長戦に突入。10回に2点の援護をもらうと、162球を投げ抜いて完封。計5試合41回を投げ、わずか1失点と安定感抜群の投球で、打っても2本塁打と投打に奮闘して頂点をつかんだ。

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