“元祖・満塁男”駒田さんが明かす苦悩と葛藤「負け犬だって言われてもしょうがない」

[ 2019年7月20日 17:55 ]

駒田徳広さん
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 かつて「満塁男」の異名を取り、巨人、横浜(現DeNA)で活躍した元プロ野球選手の駒田徳広さん(56)が20日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)に出演。プロ野球独立リーグ「四国アイランドリーグplus」の高知ファイティングドッグスで監督を務める現在の苦悩と葛藤が明かされた。

 1980年ドラフト2位で巨人入りした駒田さんは、3年目のプロ初打席で満塁本塁打というプロ野球史上初の衝撃デビュー。その後も満塁時に特に無類の勝負強さを見せ「満塁男」の異名を取った。巨人で4番を打ち、2000安打を放って名球会入り。現役時代の最高年俸1億6000万円のスター選手。だが、引退後は2005年に楽天、09年に横浜で打撃コーチを務めるも、ともに1年で解任となった。

 「一般的に言ったら“負け犬”だって言われてもしょうがない」としながらも「自分の手で選手を育てられなかった」ことが心残りで2016年から高知の監督に就任。NPB球団の100分の1とも言われるチームの年間予算1億円、監督の年俸も「NPBのファームのコーチの半分とか…。そんぐらいかなぁ。そんぐらいいくかなぁ」という中で引き受けた。経費を抑えるため試合時の移動はバス。朝7時集合で2時間かけて移動し、連戦でも宿泊費を浮かすため試合後は再びバスで地元へ戻る。チームの練習環境を整えるためにと自らプロデュースしたバーのカウンターにも立ち、売り上げの一部をチームの運営費に回しているという。

 「初のリーグ優勝」と「NPBに選手を輩出する」が二大目標。就任4年でまだどちらも達成していないが、エースのMAX151キロ右腕・石井大智投手(21)が今秋のドラフト有力候補に挙げられている。「行って欲しいのは行って欲しいんですけどね。こればっかりは欲しいとNPBの各チームが思ってくれない限りどうすることもできないので」と駒田さん。

 今季前期で2位に終わったこともあって今月12日には今季限りでの監督退任を発表したが、後期に悲願の初優勝と初めてのドラフト指名なるか。駒田さんの夢はまだ終わっていない。

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