【大阪】阪神・矢野監督母校 勝利の原動力は“桜宮ガッツ”「ミス連鎖防ぐため…」 1時間ポーズ練習も

[ 2019年7月20日 15:56 ]

第101回全国高校野球選手権 大阪大会3回戦   桜宮4―3大院大高 ( 2019年7月20日    南港中央 )

<桜宮・大院大>矢野ガッツを彷彿とさせるガッツポーズでピンチを切り抜けてきた桜宮ナイン (撮影・平嶋 理子) 
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 しぶとく、粘り強く4回戦へと進出した。桜宮は2―3の8回無死満塁から遊ゴロ、中犠飛と無安打で2点を挙げて逆転。北風和樹監督(58)は「できすぎですが、選手達はよく頑張っている」と目を細めた。

 偉大なOBでもある阪神・矢野燿大監督(50)の“矢野ガッツ”をほうふつさせる“桜宮ガッツ”が勝利の原動力だった。1―2の6回2死一、三塁、スタートを切った一走を刺そうとした大本澄也捕手(3年)が二塁悪送球。その間に三走が生還し、痛恨の1点を与えた。ここで大本は下を向くどころか、スタンドに向けて大きくガッツポーズ。異例の行動について監督は説明する。

 「ミスは連鎖するものなので、それを防ぐために、あえてガッツポーズをするんです。切り替えて引きずらないようにするという意味です」

 ミスの連鎖を断ち切るために春先から“桜宮ガッツ”を採用。守備時でのミスに限り、ガッツポーズを切り替えの決めごとにした。大会開幕直前には効果的に繰り出すために、ガッツポーズだけの練習を約1時間、繰り返したという。大本は「最初は恥ずかしいのもあったし、違和感もあったけど、徐々に試合で結果も出てきて、全員でやろうと決めた」と笑う。連鎖を断ち切っての、終盤の逆転勝ち。効果はてき面だった。

 試合前日には必ず、校歌を歌って、応援席まで走って行く場面を再現する「予祝」も欠かさない。ここ10年で4度の8強進出を果たしている公立の雄。悲願でもある夏の甲子園大会初出場に向け、一丸で突き進んでいく。

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