阪神・近本、サヨナラ機に冷静な判断 代走・江越に「何としても距離を出そう」

[ 2019年7月20日 22:50 ]

セ・リーグ   阪神4-3ヤクルト ( 2019年7月20日    甲子園 )

お立ち台でポーズを決める北條(左)と近本(撮影・坂田 高浩)
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 3-3で迎えた9回、1死三塁の絶好のチャンスで打席には1番・近本。カウント0―1からの2球目をレフトへ打ち上げ、三塁走者の江越を犠牲フライで迎え入れ、劇的なサヨナラ勝ちを演出した。

 
 近本が打席に入る前、三塁走者には北條が。その時点では「ヒットじゃないとダメだ」と思っていたそうだが、代走に俊足の「江越」が送られると「犠牲フライでも、江越さん帰ってくれるので」と気持ちは若干楽になったそう。「何としても(打球の)距離を出そう」と切り替えた結果、犠牲フライでのサヨナラ決着となった。

 ただ、打ち上げたフライはやや浅め。近本も「ちょっと短かったですね」と苦笑い。隣にいた北條は「(監督が代走を送ったのは)ナイス采配ですね。僕だったら危なかったですね」とおどけてみせ、笑いを誘っていた。

 劇的勝利で後半戦初勝利。連敗は6でストップした。近本は「野球って最後まで分からないスポーツだな、と思ったんで…。そういうところが野球の面白いところかな、と思いました」とドラマティックな展開に満足げ。オールスターでサイクル安打を打つなど、ルーキーらしからぬファンタスティックな活躍を見せる近本。「最後、(8回の)同点の場面でも出塁できましたし、最後打てたのもファンのおかげだと思います」と、ファンへの感謝も忘れなかった。

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