オリックス4連勝 宗が「ランニング本塁打&本盗」で快勝貢献「いけるところまで走ろうと思った」

[ 2020年7月26日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス6-3楽天 ( 2020年7月25日    楽天生命パーク宮城 )

<楽・オ8>9回、先頭の宗が勝ち越しの右越えランニング本塁打(撮影・長久保 豊)
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 オリックス・宗の自慢の快足が、チームを今季初の4連勝へと導いた。同点の9回無死、1ボールから森原の真ん中低め148キロ速球を完璧に捉えたライナー性の打球は右翼手・ブラッシュのグラブを越え右翼フェンス最上部を直撃。跳ね返った打球がグラウンドを転々とする間に50メートル走5秒8の走力を最大限に発揮し余裕の生還。両手を天に掲げ、喜びを表現した。

 「(風岡三塁コーチを見て)回すの?って思いましたけど、いけるところまで走ろうと思って頑張りました」

 これだけではない。7回、ロドリゲスの5号ソロで同点とし、なおも1死一、二塁で二塁走者・太田の代走として出場。2死一、三塁となり、打者大城の2球目に三塁走者として重盗を仕掛け相手捕手と激しく接触しながら勝ち越しの生還。両軍ベンチから選手らが飛び出すひと幕もあったが「びっくりしたけど、思い切っていきました」とベンチを奮い立たせる力走だった。

 宗は18年3月4日DeNAとのオープン戦でランニング本塁打を記録しているが、公式戦では初めて。決勝のランニング本塁打は球団では98年8月21日西武戦の谷佳知以来、22年ぶりで、同一試合で本盗も決めたのは球団史上初だった。

 ゴワゴワに蓄えたアゴヒゲが印象的な高卒6年目。「美容師さんに切らないでって言われているから、そのままなだけ。ヒゲは特に意味はないです」と無邪気に笑った。借金を3まで減らし、気がつけば首位ソフトバンクとは3ゲーム差。「今カード全部勝つつもりで頑張ります」。オリックスが「混パ」を演出する。 (湯澤 涼)

 《球団18年ぶりのランニング本塁打》宗(オ)が同点の9回に右翼へ決勝ランニング本塁打。自身初で今季両リーグ1号。チームでは02年8月25日の西武戦(神戸)3回に進藤達哉が打って以来18年ぶり。決勝打は98年8月21日西武戦(神戸)7回の谷佳知以来22年ぶり。7回には代走で本盗を成功。2リーグ制以降のチームで同一シーズンにランニング本塁打と本盗を記録したのは、56年渡辺清、72年福本豊に次ぎ48年ぶり3人目。同一試合で達成したのは宗が初めて。

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