巨人 4発快勝!神宮3連戦で計11発 先発桜井が2勝目神宮初白星 2位ヤクルトと3・5差に

[ 2020年7月26日 21:04 ]

セ・リーグ   巨人9―4ヤクルト ( 2020年7月19日    神宮 )

<ヤ・巨>4回1死二塁、坂本は2ランを放ち、ナインの出迎えを受ける(撮影・森沢裕)
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 巨人は26日、チーム今季最多タイとなる4本塁打含む14安打を放ち、2位ヤクルトに9―4で快勝しゲーム差を3・5に広げた。

 初回6安打5得点の猛攻で試合を優位にスタートさせた。亀井、坂本の連続内野安打で無死一、二塁の好機をつくると、3番・丸の左中間フェンス直撃の先制二塁打で先制点を挙げた。続く岡本の左前適時打で追加点。生還した坂本は通算1000得点となり、記念ボードを掲げファンに感謝した。なおも無死一、三塁、5番・大城の犠飛で3点目を挙げ、2死二塁では7番・吉川尚の3試合連発となる6号2ランで一挙5得点を挙げた。

 2点を返され3点差となった3回には4番・岡本がバックスクリーンに飛び込む11号ソロで追加点。4回には2番・坂本が4日中日戦以来の4号2ランを放ち、8-2と大きく突き放した。

 さらに6回には1番・亀井が通算100発にあと2本に迫る今季2号ソロで9点目。続く坂本にも右前打が飛び出し、坂本は開幕2戦目の6月20日阪神戦以来の猛打賞となった。この試合計4本塁打と、前日の同戦に続く今季タイのアーチを量産。24日の同戦では3本塁打を放っており、この3連戦で11本塁打と神宮に花火を打ち上げた。

 投げては先発の桜井が7回2/3を6安打4失点で今季2勝目。初回いきなり初球を被弾しリズムを崩すと、制球が乱れ2者連続四球を許すなど無死満塁のピンチを招いた。だがこのピンチを2失点でしのぎ、2回から7回まで無失点で切り抜けた。8回に2失点し降板したが、中継ぎを休ませる気迫の投球で神宮初勝利。自身通算10勝目を挙げた。

 ヤクルトは高梨が2回2/3を7安打6失点と先発の役割を果たせず。今季1勝目を挙げた相手に初回いきなり4者連続安打を許し、吉川尚に2ランを被弾。3回には岡本にソロを被弾し、2死から四球を与えたところで交代を告げられた。打線も初回に坂口の先頭打者弾で反撃に出たが、直後の無死満塁のチャンスを1得点と生かしきれず。8回西田の今季3号ソロ、村上の適時二塁打で2点反撃したが、序盤の失点が響いた。

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