ヤクルト・川端 代打サヨナラ打!9回1死満塁「緊張して足が震えてました」

[ 2020年7月26日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト6―5巨人 ( 2020年7月25日    神宮 )

<ヤ・巨>9回1死満塁、サヨナラ打を放ち、チームメートの手荒い祝福を受ける川端(右から3人目)(撮影・吉田 剛)
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 代打のアナウンスには、入場制限を忘れるほどの拍手が湧き起こった。ヤクルト・川端は「正直、歓声も拍手も聞こえていないくらいだった。でも打った瞬間に聞こえた」。15年の首位打者は「正直、めちゃくちゃ緊張して足が震えてました」とも言った。特別な打席だった。

 同点の9回1死満塁。奮い立たせるように1球目をフルスイング。2球目を捉え、左前に運んだ。2年ぶりのサヨナラ打は今季3度目のサヨナラ勝ちとなった。ナインにもみくちゃにされ、目を真っ赤にした男は「やっとここまで来られて、お立ち台に立てて、本当に今は不思議で仕方ないです」と話した。

 17年に椎間板ヘルニアを発症し、同年8月に手術を受けた。だが、一向に状態は上がらない。昨年もわずか37試合の出場。関係者に「本当に良くなるのかな?」と漏らしたこともあった。そして今年1月。再起を誓い、徳島県内の病院で2度目の手術を受けた。

 7日に1軍昇格後は敵地での試合が5カード続き、本拠地での初打席だった。サヨナラの場面で起用した高津監督は「打てば終わりなので、彼に懸けました」と話した。これで土曜日は6戦全勝。本拠地有観客2試合目で初勝利もつかみ取り、首位・巨人に2・5ゲーム差に迫った。

 「まだ守備には、ほぼ就けていない。これから徐々に出場機会を増やしたい」。この一打から、完全復活への道は始まる。(川手 達矢)

 ▼ヤクルト・青木(初回に6号2ラン)球に力がある投手なので力負けしないように心掛けました。良い角度で上がってくれました。

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